養育費の取り決め、ちゃんと書面にしてますか?
2026/05/30
離婚をするとき、「とりあえず話し合いで決めたから大丈夫」と口約束だけで養育費を決めてしまうケースがあります。しかし、養育費は子どもの生活に関わる大切なお金です。後々のトラブルを防ぐためにも、きちんと書面に残しておくことが重要です。
実際によくあるのが、最初のうちは支払われていたものの、数か月後に突然振り込みが止まるケースです。離婚当初は「ちゃんと払うよ」と言っていても、再婚や転職、感情的な対立などをきっかけに支払いが途絶えることは少なくありません。
このとき、口約束だけだと「言った・言わない」の争いになりやすく、養育費の請求がスムーズに進まない可能性があります。
そこで重要になるのが「公正証書」などによる書面化です。養育費の金額、支払期間、振込日などを明確に記載し、強制執行認諾文言付きの公正証書を作成しておけば、万が一支払いが滞った場合に給与差押え等の法的手続を取れる可能性があります。
また、養育費だけでなく、面会交流や進学費用の負担などについても、事前に整理しておくことで将来のトラブル防止につながります。
離婚は感情的にも大きな負担がかかるため、「早く終わらせたい」と焦ってしまうこともあります。しかし、その場の勢いだけで進めてしまうと、後から困るのは子どもと自分自身かもしれません。
大切なのは、“今”だけではなく、“これから先”を見据えて準備することです。不安を減らし、安心して新しい生活を始めるためにも、専門家へ相談しながら適切に書面を整えておくことをおすすめします。