岡田司法書士社会保険労務士事務所

行政書士法の施行

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行政書士法の施行

行政書士法の施行

2026/06/03

2026年1月1日、行政書士の役割や責任をより明確にする改正行政書士法が施行されました。今回の改正は、行政手続きの専門家としての位置付けを強化するとともに、業務範囲の拡大や無資格業務への対策を進める重要な内容となっています。

大きなポイントのひとつは、これまで「目的」とされていた規定が見直され、新たに行政書士の「使命」が法律上明記されたことです。これにより、行政書士は国民の権利利益の実現や行政手続きの円滑化に寄与する専門職として、より明確な役割を持つことになりました。また、「職責」も新設され、常に品位を保ち、法令や実務に精通し、公正かつ誠実に業務を行う義務が定められています。デジタル化が進む行政手続きの中で、専門家としての信頼性がより一層求められている背景があります。

さらに、特定行政書士の業務範囲も拡大されました。これまで不服申立ての代理は、自らが作成した書類に限定されていましたが、改正後は「行政書士が作成できる書類」全般に広がります。これにより、行政手続きや不服申立てについて、より身近に相談できる存在としての役割が期待されています。

一方で、無資格者による業務への規制も強化されました。報酬の名目を問わず、他人の依頼で書類作成を行う行為は違反となることが明確化され、さらに法人に対する両罰規定も整備されています。これにより、組織ぐるみの違法行為にも厳しく対応する体制が整えられました。

今回の改正は、行政書士の専門性と信頼性を高めると同時に、一般の方が安心して相談できる環境づくりを進めるものです。今後は、より一層コンプライアンス意識を持ちながら、国民にとって身近で頼れる専門家としての役割が求められていくでしょう。

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