不動産の名義変更には何が必要?
2026/07/23
土地や建物の所有者が変わった場合には、不動産の名義変更手続きが必要になります。正式には「所有権移転登記」や「相続登記」と呼ばれ、不動産の権利関係を公的に明確にするための重要な手続きです。
相続による名義変更の場合、まず被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を収集し、相続人を確定させる必要があります。そのうえで、相続人全員の戸籍謄本や住民票、不動産の固定資産評価証明書などを準備します。
相続人全員で遺産分割協議を行った場合には、誰が不動産を取得するのかを記載した遺産分割協議書も必要です。この書類には相続人全員の署名と実印による押印が求められ、印鑑証明書も添付します。
一方、売買や贈与による名義変更の場合は、売買契約書や贈与契約書、登記原因証明情報、印鑑証明書などが必要になります。手続きの内容によって必要書類は異なるため、事前の確認が欠かせません。
また、令和6年4月からは相続登記が義務化されました。不動産を相続したことを知った日から3年以内に登記申請を行わなければならず、正当な理由なく放置した場合には過料の対象となる可能性があります。
不動産の名義変更は一見すると単純な手続きに見えますが、戸籍収集や書類作成には専門知識が必要になることもあります。スムーズに手続きを進めるためにも、早めに専門家へ相談することをおすすめします。