土地の権利証を紛失 資格者代理人による本人確認
2023/11/29
今回は権利証をなくしてしまった場合の、資格者代理人による本人確認について解説していきます。
土地の権利証を紛失し、土地の売却や相続、抵当権の設定をしなければいけない場合に、資格者代理人による本人確認がとられます。
この資格者代理人というのは、司法書士か弁護士です。この有資格者が土地の名義人と面談し、本当にその人が登記名義本人であるかを確認し、それを証明する書面を添付することで権利証が必要となる各種手続きが可能となります。
資格者代理人による本人確認では、証明した資格者代理人が土地の所有者であるかどうかの判断の全責任を負うため慎重に本人確認をします。資格者代理人の責任が重くなる分、報酬も他の2つの方法よりも高額になります。およそ5万円以上は見積もっておきましょう。
報酬は高くなりますが、他の2つの方法よりも証明にかかる期間が短く、手続きも全て資格者代理人がしてくれます。依頼料は多少かかっても、権利証が必要な日までに時間がない、手間暇や時間を省きたい人におすすめな方法です。