土地の権利証をなくしてしまったら…
2023/11/29
今回は土地の権利証をなくしてしまったら、そうした時の対応方法について解説していきます。
不動産の権利証(登記済権利証)は、土地や家の所有権を証明する重要な書類です。不動産を売ったり相続する時、住宅ローンの借換をして担保設定をする時に必要になります。この時に手元に権利証を用意する必要があります。
昔は和紙でできたような紙に法務局の印が押された冊子形式でした。今では登記識別情報として薄緑色の一枚の紙になって発行されます。
非常に大事なものではありますが、高齢の親がどこかに紛失してしまったり、火事で焼失してしまったりなど、権利証を無くしてしまうこともありえます。
そうした場合の対応策が3つあります。
1 資格者代理人による本人確認情報の作成
2 公証人が本人確認をし、委任状の認証をする
3 事前通知
権利証は再発行ができないので、権利証が必要な場面でその人が不動産の名義人であることを証明する手段が必要になります。次回以降のブログでそれぞれの方法について詳しく解説していきます。