健康保険の任意継続とは？②

 

今回は健康保険の任意継続制度をさらに深掘りして、被扶養者や保険料について、また経営者側の対応についてご説明させていただきます！

 

従業員が退職後に気になるのは、被扶養者の保険の状態です。

任意保険継続にも家族を被扶養者に入れることは可能です。

その場合は、入社時の資格取得手続と同様に、扶養家族になる条件を満たしていることを確認するための書類の提出が必要です。

 

保険料と加入期間について

在職中は保険料は被保険者と事業主で折半でした。

ですが、任意継続被保険者の保険料は自己負担となります。

また、任意継続被保険者として加入できる期間は最長2年間です。

 

経営者の対応

退職後は、任意継続被保険者になる以外にも、国民健康保険への加入や、家族の健康保険の被扶養者になるという方法があります。

任意継続と国民健康保険では保険料の算出方法や保険料減免の制度など違いがあります。

なので、双方を比較して検討するように従業員に伝えることが大切です。

また、任意継続をするしないに関わらず、退職日に必ず健康保険証を会社へ返却するよう伝えましょう。

 

 

以上が健康保険の任意継続についてです！

手続きで必要な書類など心配なことが出てくるかもしれません。なにかご心配なことがございましたらお気軽にご相談ください！