現代社会の高齢者が直面する問題
2024/03/22
今回は現代社会で生きる高齢者が直面する問題についてお話していきます。
今現在働き盛りの方には自分の老後はなかなか想像しづらいでしょう。ですが、老いは平等にやってきます。その時に自分だけは病気や認知症にならないという保証はなにひとつありません。さらに、自分の問題だけでなく、家族にまつわる問題も出てきている可能性があります。
そうした起こるかもしれない「考えたくない自分の老後」について考え、事前に準備をするお手伝いをできるのが成年後見制度です。
以下は成年後見制度のご相談でよく聞かれるケースです。
・定期預金が下ろせない
・介護施設への入所手続きができない
・高齢者を狙った詐欺等犯罪にあう不安
・賃貸借契約ができない
・遺産分割ができない
・保険金請求手続きができない
・認知症の妻の将来が不安
・知的障害の子供の将来が心配
こうしたトラブルに自分や高齢の親が認知症状態で直面すると、自分に不都合が向くだけでなくサポートしてくれる周囲の家族に多大な負担を強いることになってしまいます。
そうならないためにも事前の準備や家族間の対話が必要となります。