相続の相談はどこにするべき? 行政書士の場合
2023/09/16
相続が発生するとまず専門家に相談したいと皆様お考えになるかと思います。そうした時、あなたが置かれている状況によって相談すべき専門家は変わってきます。
今回は行政書士に相談すべきケースをご説明します。
相続に関して、行政書士は「相続の相談」「相続財産の評価」「遺言書の作成指導」といった面で依頼者のサポートが可能です。
それ以外にも可能な業務と合わせて具体的な相続手続きを挙げていきます
①預貯金や有価証券の解約・名義変更手続きをしたい場合
司法書士も依頼可能。相続財産の中に不動産がある場合は、司法書士に一任すると手間が減ります。
②遺留分減殺請求をしたい場合
弁護士や司法書士も依頼可能。請求後に遺留分の額についての交渉や家庭裁判所での調停手続きが必要な場合には弁護士以外業務ができませんので注意が必要です。
③遺言書の作成を依頼したい場合
弁護士・税理士・司法書士も依頼可能。お悩みに合わせた相談先を選びましょう。財産内容が複雑ではなく、経済負担を抑えた上でしっかり遺言書を作成したい場合は行政書士への相談がオススメです。
行政書士に相続手続きを依頼するメリットは、他の士業に比べて比較的安価に相続業務を依頼することができる点です。不動産登記や相続税の相談など、他の士業が関わる必要がない場合は、行政書士に任せることで、より費用を抑えた上で確実な相続手続きが可能です。
これらの内容以外にも、相続に関して不安なことがある場合にはできるだけ早く専門家に相談しましょう。当事務所でも司法書士・行政書士業務に関わる相続手続きをサポートさせていただきます。専門外の相談や依頼に対しても提携している信頼のおける法律事務所を紹介することが可能です。