遺言書がないと相続できない?
2026/09/08
「親が亡くなったけれど、遺言書が見つからない。遺言書がなければ相続できないの?」
このような疑問を持つ方もいらっしゃいますが、遺言書がなくても相続することは可能です。
◆遺言書がない場合はどうする?
遺言書がない場合、民法では「誰が相続人になるのか」「それぞれどのくらいの割合で相続するのか」という法定相続人と法定相続分が定められています。
ただし、必ず法定相続分どおりに財産を分けなければならないわけではありません。
相続人全員で「誰が、どの財産を、どれだけ相続するのか」を話し合うことができます。これが「遺産分割協議」です。
話し合いがまとまったら、その内容を遺産分割協議書として残しておくことが一般的です。
◆遺言書がないことで困るケースも
預貯金だけでなく、自宅などの不動産や自動車、有価証券などさまざまな財産がある場合、「誰が何を相続するのか」で意見が分かれることがあります。
特に、不動産のように簡単に分割できない財産が多い場合や、相続人同士が疎遠な場合には、遺産分割協議に時間がかかる可能性もあります。
遺言書がなくても相続はできますが、その後の手続きを円滑に進めるためには、まず相続人と相続財産を正確に把握することが大切です。
相続人が多い場合や遺産分割協議書の作成に不安がある場合には、早めに専門家へ相談しましょう。