おひとりさまが亡くなったら、知り合いにどうやって伝える? ——孤独死を防ぎ、周囲へ適切に知らせるための備え——
2026/01/29
「家族に頼れない」「身寄りがほとんどいない」
いわゆる“おひとりさま”が増える中、
「自分が亡くなったあと、誰がどうやって周囲に知らせてくれるのか」
という不安を抱える方が非常に多くなっています。
実際のところ、何も準備をしていない場合、
知人や友人へ死亡が伝わるのは“かなり遅れる”ことが珍しくありません。
では、どうすれば確実に知らせることができるのでしょうか。
■ 方法①:事前に「連絡先リスト」を作っておく
おひとりさまが特にやっておくべき備えが、
「連絡してほしい人のリスト」 を作ることです。
・親しい友人・会社関係
・賃貸の大家・管理会社
・趣味サークル・習い事仲間
・親戚(疎遠でも連絡先だけは残しておく)
遺言書とは別に、
「緊急時に連絡してほしい相手」
「死亡後に連絡してほしい相手」
をまとめたリストを作り、信頼できる人に預けておくと確実です。
■ 方法②:信頼できる人に“死後事務”を依頼しておく
おひとりさまの場合、
死後の事務作業を担ってくれる人を決めておくこと が最重要です。
・賃貸の退去
・公共料金の解約
・役所への届け出
・親しい人への連絡
・葬儀・納骨の手配
これらは一人ではできません。
最近は 「死後事務委任契約」 を司法書士・行政書士と結び、死後の連絡・手続き・葬送を一括で任せるケースが増えています。
また、友人や知人に依頼したい場合でも、口約束ではなく契約書にしておくことが望ましいです。そうしておくことで、受任者が安心して動けます。
■ 方法③:デジタル遺品のログイン情報を整理する
今の時代、死亡連絡はSNS・LINE・メールで行われることもあります。
しかし、本人が亡くなると デジタル資産がロックされる ケースが多く、
結果として友人に知らせられないまま時が過ぎることもあります。
・スマホの解除方法
・メール・SNSのアカウント一覧
・クラウドの保存先
これらを「エンディングノート」等にまとめておくことは、
おひとりさまにとって非常に重要です。
■ まとめ:伝わらない“孤独死”を防ぐために今できること
おひとりさまが亡くなった際に死亡を適切に知らせるためには、
・連絡先リストの作成
・死後事務委任契約の締結
・デジタル遺品の管理
この3つが大きな柱になります。
“死んだ後のこと”を考えることは、少し怖く感じるかもしれません。
しかし、準備をしておくことで、
自分の人生が最後まで尊重され、
大切な人たちにきちんと知らせることができます。
死後事務委任契約やエンディングノートの作成についてのご相談も承っていますので、
お気軽にお問い合わせください。