民泊を始めるには? 住宅宿泊事業法と旅館業法の違いとは
2025/09/03
「空き部屋を活用して民泊を始めたい」と思ったとき、まず立ちはだかるのが“法律の壁”です。民泊には主に「住宅宿泊事業法(民泊新法)」と「旅館業法」の2つの制度があり、どちらを選ぶかで必要な手続きや運営ルールが大きく異なります。
住宅宿泊事業法(民泊新法)は、2018年に施行された比較的新しい法律で、一般の住宅でも年間180日以内なら宿泊提供が可能になります。行政への「届出」で始められる点が特徴で、比較的ハードルは低めです。ただし、地域によっては条例でさらに厳しい制限(営業日数制限や営業禁止区域)を設けているケースもあり、事前の確認は必須です。
一方の旅館業法は、ホテルや旅館などの宿泊施設に適用される法律で、営業には「許可」が必要です。建物の構造基準、防火設備、衛生管理などクリアすべき条件は多いものの、営業日数の制限がなく、長期的な運営を考えるならこちらが有利になることも。
まずは自身の物件や地域の条例に照らして、どちらの制度での開業が適しているかを見極めましょう。地域の保健所や自治体窓口での事前相談が成功のカギです。